コマンドの落とし穴
そのコマンドで犬の意欲を削いでいる?!混乱を招いてる?!
「待て」のコマンド!
本当に必要ですか?
「待て」といって本当に待つことが出来てますか?
コマンドの使い方を間違えると犬に不要な興奮を与えるきっかけになったり、意欲を削ぐ事になります。
間違えたコマンドの使い方とは:
人が指示している意味と犬の理解が異なる
コマンドが多く意味の一貫性がない
コマンドの意味が場面によって異なる
コマンドのルールがない、もしくは曖昧になっている
何回もコマンドをリピートしないと犬の行動が生まれない
間違えたコマンドの使い方をすると・・・
犬の意欲を削ぐ、不安にする
指示している行動の精度が低くなる
正しいコマンドの使い方は
1つのコマンド(1回の指示)=1つの行動
場面でその行動が変わらない
では曖昧さナンバーワンコマンドの待て
を分析してみましょう!
多くの場合、「待て」のコマンドを正しくハンドラーが使い、それを正しく犬が理解していません
「待て」というコマンドの意味が曖昧になり、様々な場面で流用して犬に混乱を招き時には興奮させてしまっているのです。
「待て」のコマンドを使っている方はいくつの場面でつかい、その成功率、その時の犬の姿勢、待てのコマンドを何回言ったかを分析してみましょう!
「待て」のコマンドで待つ犬の姿勢は場面が違っても同じ姿勢ですか?
犬は落ち着いて待っていますか?
フライングされていませんか?
1回の指示での成功率は80%以上ですか?
犬が失敗をして犬を否定していませんか?
さあ、どの様な結果でしたでしょうか?
下記の様な結果の場合、トレーニング方法を変えることをオススメします。
1回の指示での成功率80%以下
待っている犬が興奮している
犬が失敗して否定している
コマンドを何回も言っている
普段の生活で犬が待つ場面は必要です。待つ事を教える事はとても大切です。
犬が意欲的に落ち着いて待つ、常に待つことをコマンドを使わずに教えませんか?
ワンユニティでは待てのコマンドを使わず、犬に考えさせて自発的に待つ、意欲的に待つ事を教えています!
次回のコラムではその方法をご紹介いたします