意欲を育むドッグトレーニングとは
ドッグスポーツなどをパートナーのご愛犬と楽しむ時に多くみられるのが犬の意欲の問題です。
意欲がありすぎて、コントロール出来ない場合もあれば、意欲がなくスピードが乗らない、
集中が維持出来ないなどの問題が生じる場合もあります。
今回は意欲がない場合の対処法をご紹介いたします!
意欲がない場合によく見られるのが、必要な基礎が足りないままに高度なトレーニングを進めてしまい、
トレーニングが進めば進むほど、問題が深刻化していくケースです。
多くの場合、犬が何を求めらてられているかわからない、適切な報酬が与えられていない、
成功体験が少ないなど、トレーニングの過程で何かしら人が犬の意欲を削いでしまっています。
この様な場合、トレーニングの行程を見直してみる必要があります。
<見直し方のポイント>
- 最終目的の行動の定義が犬にとって明確であるか
- 最初目的の行動は適切なレベルであるか
- 最終目的の行動に導いていく行程が想定されているか
- 行程が細分化されているか
- 成功に対する報酬が妥当なものか
- 1回のトレーニング時間が長すぎないか
- 失敗した時のヒントの与え方は想定しているか
- ハンドラーも意欲的にトレーニング出来ているか
- ハンドラーも犬もトレーニングは楽しめていますか?
トレーニングセッションの記録をつけ、動画を撮影する事も重要です。
次回は見直し方のポイントをご紹介いたします。